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サーバー、光学機器、医療機器、精密機器など、企業や団体の財産や、国宝の重要文化財といった貴重な美術工芸品を地震から守ります。
データセンターや公共機関、美術館や博物館などで数多くの採用実績があります。
データセンターや公共機関、美術館や博物館などで数多くの採用実績があります。
免震モジュールTGS型は自由なレイアウトが可能。
重量物の部分免震や床免震に対応できます。
(搭載荷重:1㎡で最大3,000kg)
免震モジュールTGS型の特徴
免震機能をコンパクトに凝縮
免震モジュールTGS型は、免震に必要な「支える(支承)」「減らす(減衰)」「戻す(復元)」の機能をコンパクトなサイズに収めています。
LMガイド使用によるメリット
LMガイドはレールとブロックをボールで上下左右4方向に拘束しているため、各方向からの荷重を均等に受けることができ、最大変位量を超えても装置が分離することはありません。
LMガイドは溝の中をボールが転がる方式のため安定性が高く、従来の平面接触型に比べ約13倍の荷重に耐えられます。搭載物の重量が変化しても、偏って搭載してもスムーズに動き、免震性能に影響はありません。
構造上のメリット
- 装置高さが100~112mmと低く、コンパクト
- モジュールはアルミダイキャストの為、軽量。
- 積載荷重は750~3,000kgf/㎡と様々な機器に対応。
- 搭載物の形状に合わせて自由に連結することが可能で、施工が容易です。
- 最少構成は2×2モジュール、最大構成に制限はなく、増設も可能です。 また、モジュールと床はアンカーボルトで固定するため、地震によるズレや浮き上がりを防止します。
- モジュール上面が面構造で平面の為、搭載物の固定や配線・空調スペースの確保が可能です。
最適な免震性能の提案が可能
免震モジュールTGS型は、設置場所・搭載物の重量・想定する地震動などの条件から、地震応答解析することにより、最適な免震性能(装置のチューニング)を提案することができます。
免震性能を証明する“応答解析”と“試験結果”
振動試験➀
免震モジュールTGS型は、過去に起きた地震や、今後想定される地震を用いた試験を行なっています。
試験日 | 2010年6月 |
入力地震波 | 兵庫県南部地震(神戸海洋気象台波) |
仕様 | 6モジュール連結 (本体4モジュール+連結プレート2モジュール) |
積載荷重 | 1,150kgf |
振動試験➁
免震モジュールTGS型は、面連結による高い剛性を有し、稼働部にはLMガイドを使用しているので、多少の偏芯荷重があっても作動時にねじれることはほとんどありません。
解析結果の一例
免震モジュールTGS型は、設置場所・積載物の荷重・想定する地震動などの条件から、地震応答解析することにより最適な免震性能を提案することができます。
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