「使いたい」と思わせる製品紹介が私たちの心を動かしました

富士通株式会社 沼津工場様

当社沼津工場は、富士通の大型計算機やサーバー製品のソフトウェア開発に大きなウエイトを占める基幹工場でもあり、計算機センターには開発データ等を格納したストレージ装置があります。海外を含めた富士通グループの貴重な知的資産を保有しており、日々の運用管理には安心・確実・安定を命題にセンター環境維持に取り組んでいます。
沼津工場がある駿河湾エリアは、東日本大震災以前から東海地震や東南海地震の危険性が指摘されている地域に含まれています。「開発資産や開発データは、失ったら復元は極めて困難」という考え方をもとに、2008年にはグループ会社の取り扱う免震システムを導入し、事業継続性の確保や信頼性の向上に取り組んできました。
私たちクラウドサービス部が保全するセンターには、様々な要件にも即応できる様にカスタマエンジニアが常駐しています。その中のスタッフから、「今までにない構造の免震装置」があるとTHK製の免震装置を紹介されました。折しも、BCMやBCPという事業継続に関するキーワードが注目を浴びていた頃、ファシリティ計画立案の時期もあって、担当者に工場まで来てもらい説明をしていただくことにしました。これが秀逸。資料は二の次、初めに会社案内の後状況を聞かれ、映像を見た後に透明なアクリル素材でできたミニチュアモデルを使い実際の動きを机上で確認。直下型で想定以上の力で突き上げられた場合、現状設備ではカバーしきれないことがわかりました。目で見て、触ってみて納得するってなかなかないことですよね。
今でもお付き合いが続いているのですが、当時の担当者は商品の売り込みで来たという感は全くなく、また「当社はこの技術で免震対応する」と、他社製品比較ではなく自社の技術紹介に終始しました。「納得されてからお付き合いをいただければ」との一言で、THK製品を使ってみたいとの欲求と期待感が一杯になりましたね。
もちろん自分が納得していましたから「なぜTHK社なのか?」と上司から聞かれた際も、既設の免震装置を超える機能と信頼性を説明できましたし、お預かりしたミニチュアモデルの完成度から説得が容易でした。
サーバー環境は災害でダメージを受けても代替機で環境を再構築できますが、中身の開発データが損壊してしまえば最悪のケースは全てが水泡に帰してしまいます。事業継続という観点では他拠点バックアップセンターも稼働し万全の体制を整えていますが、免震装置の導入は「まずはその場で環境を保全する」という目的に充分応えてくれるものと期待しています。

(THK CSRレポート 2015 より)

共通ソフトウェア開発技術本部 ソフトウェア開発クラウドサービス部
(右)マネージャー 郡司 尚樹 様
(左)チームリーダー 髙橋 透 様

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