免震装置導入により人の安全と臨床検査の継続を確保

東北大学病院様

東北大学病院では、東日本大震災で300kgもある自動分析装置が倒れました。検査室では職員が最初の揺れで避難し事なきを得ましたが、停電、断水、その他の分析・検査装置がダメージを受け、診療に必要な検査ができない状況でした。そこで一日でも早く通常検査体制に戻す作業と並行し、再び大地震が来ても検査を継続できるよう「震災対応総合臨床検査システム」の構築を決定しました。内容は検査室を2か所に分散、その内の一つに地震対策を施し必要最低限の検査機器を集めるものです。検査室の床自体に地震対策を施す案もありましたが、シスメックス(株)さんから分析・検査装置にTHK製の免震装置を組み合わせた提案を受け、最終的に採用に至りました。とにかく急いでいましたので、臨床検査システムを含めた検査室全体の構築ノウハウがあることと、本社が神戸にあり阪神・淡路大震災の被災者の立場での提案で説得力があったからです。免震装置が地震の揺れを受け流すことで人の安全が守られ、さらに分析・検査装置の精度に影響を及ぼさず、災害時でも検査を継続できますので、とても期待しています。

(THK CSRレポート 2013 より)

宮城県仙台市
左から3番目:東北大学病院
診療技術部副部長 臨床検査技師長
長沢 光章様
シスメックス社の方々
左から:杉原 一雄様、名村 哲也様、甲斐 直樹様
免震装置付き血液分析装置

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